〜リフトアップ治療~その①
今回は、リフトアップの治療についてご紹介します!
メスを使った本格的なリフトアップ治療を行う方の多くは50代〜60代、
そして30代40代の方は“たるみ予防”として“切らないリフトアップ治療”を選択される方が多いようです。
ですが、たるみの進行の度合は年齢に関係なく個人差があります。
どのリフトアップ治療も年齢制限はありませんし、どの年齢層の方でもリフトアップ治療によってたるみを改善し、若々しい印象になることは出来ます!
◆顔のたるみの原因
・肌弾力の減少
30代に入る頃から肌の弾力を保つ「コラーゲン」や「エラスチン」は急激に減少し、50代では20代の半分ほどまで減ってしまい“たるみ”は進行します。
・皮下脂肪の増加
年齢を重ねるにつれ、基礎代謝の量が急激に低下すると皮下脂肪が増え、フェイスラインにも皮下脂肪がつき始めます。その脂肪が重力により垂れ下がれば“たるみ”が生じてしまいます。
・表情筋の衰え
筋肉の衰えは、顔の皮膚や皮下脂肪を支えてきた表情筋にも現れます。表情筋が衰えれば、結果“たるみ”が生じることに。
このような加齢に伴う変化や、日々の生活習慣などが原因となり“顔のたるみ”が形成されるのです。
◆多種多様なリフトアップ治療
美容クリニックで行われているリフトアップ治療は数種類あります。どの治療法を選ぶかは、たるみの症状・ダウンタイムの有無・リフトアップ効果の持続期間・費用などを考慮し、専門の医師と共に自分に合う治療方法を選択することが重要です。
次にリフトアップ治療の種類について説明します。
大きく分けると①切るフェイスリフト ②切らないフェイスリフト の2種類があります。
①切るフェイスリフト
◎切開リフト
皮膚下層にあるSMAS(表在筋膜)を引き上げる方法です。
効果は高く、持続性もあります。しかしメスを使う切開手術なので、傷跡ができることや(目立ちにくい場所を切開します。)腫れが治るまでに一定期間のダウンタイムを必要とするなどのリスクがあります。
メリット:リフトアップ効果は最大で、余分な皮膚もなくなりたるみが目立たなくなる。個人差はあるものの5年~10年程度は持続する。
デメリット:施術時間が長く、術後約1週間で抜糸が必要なケースが多い。
広範囲で皮下組織を引き上げるため、腫れや内出血、痛みが術後1~2週間は続く。
②切らないフェイスリフト
◎糸リフト
糸リフトは皮下内に、コグ(トゲトゲした突起)がたくさんついた医療用の糸をこめかみの辺りから挿入し、引き上げることでたるみを解消する治療です。
また、糸やコグの刺激によりコラーゲン生成を促し、肌にハリを出すことが出来ます。
軽度のたるみの方におすすめの方法です。
糸の種類は様々ですが、多くのクリニックでは、人体に吸収される医療用の糸を使用し、約半年〜2年かけ人体に吸収されるため、引き上げ効果は弱くなりますが、吸収された後も、引き上げた皮膚が完全に戻ってしまうということはありません。傷跡もほとんど目立たずダウンタイムも少ない方法です。
メリット:施術時間は短時間で済む。 リフトアップ効果は大きく、肌ツヤの改善効果もあることから満足度が高い。
ダウンタイムはほとんどない。
デメリット:引っ張り感が1週間程度ある場合がある。
約半年〜2年かけ人体に吸収されるため、引き上げ効果は弱くなる。
◎光治療、高周波や超音波によるリフトアップ
機械を使い、高周波や超音波を照射することで皮膚の奥の脂肪層や真皮層、筋肉などを
刺激する方法です。
軽度のたるみの方のメンテナンス治療として有効な治療法です。
その中でも、人気の高い施術は、HIFU(ハイフ)治療です。
◆HIFU(ハイフ)治療・・・高密度焦点式超音波(HighIntensityFocusedUltrasound)という特殊な超音波によって、狙った部位だけに熱エネルギーを届けるマシンを使った治療です。
・肌の表面は傷つけずに、緩んだ筋膜と脂肪層をメインに熱エネルギーを当てて、凝固作用によって引き締めます。
・脂肪層の引き締め効果は治療直後に、筋膜の引き締め効果は約1ヶ月後に、二段階で効果を得ることが出来ます。
・温熱効果によって誘導されたヒートショックプロテインと呼ばれるタンパク質が出て、組織を活性化させることも期待できます。
・マシンのハンドピースを顔に当てるだけの手軽な処置で、ダウンタイムもほとんどなく、治療後でも通常通りの生活が送れるので負担が少いのも特徴です。
メリット:直後から効果を実感しやすい。コラーゲンが増加する。ダウンタイムはほとんどない。
デメリット:施術中まれに骨に響く感じやチクチクとした痛みがある。約半年から1年で戻るので維持するためには再施術が必要である。顔の脂肪が多い方は数日浮腫むことがある。
◎ヒアルロン酸注入によるリフトアップ
ボリュームダウンによって凹みが生じ、皮膚がたるんだように見えた方におすすめの治療法です。適応部位にヒアルロン酸を注入することでボリュームアップを目指します。
メリット、デメリットはヒアルロン酸注入の記事に載っています。
https://bourge.hateblo.jp/entry/2021/03/17/235921
ここまで読んで頂きありがとうございます🙏✨
今後、糸リフトの糸の種類や、マシンの種類などの紹介をしていきたいと思います😌
今後の参考までに、美容クリニックに対する悩みや不安、知りたい情報など、どんなことでも良いので、教えて頂けると嬉しいです🌼
今日という日が、皆さまにとって素敵な1日となりますように🍀